布沢棚田の芸術祭で田んぼが賑わう

―案山子は山の神、田の神、水の神を案内する子ども―

布沢棚田の芸術祭が10月31日に二本松市東和地区の布沢集落の棚田で開かれました。

東和小学校の西側、約10haの布沢集落の棚田が国の指定棚田地域に認定されたのを記念して、15体の案山子コンクール、籾殻燻炭アート、陶芸体験、生きもの観察写真展示などにたくさんの子どもたち、福島大学生、おじいちゃん、おばあちゃんなど約100人の方が訪れました。

牛を引くおばあちゃん案山子、福大生のカッパ案山子、福祉事業所菊の里のチコちゃん案山子など見ているだけで楽しくなります。陶芸体験では大きな顔やお皿、コーヒーカップなど子どもたちとお母さんが一緒に作品づくりをしていました。お昼には新米の餅つきと豚汁で温まりました。

コロナ禍で集落のお母さんたちの集まる機会がないなかで、「案山子をつくりながらおしゃべりしよう。」ということが案山子をつくるきっかけでした。

 

山の神、田の神、水の神、つまり自然の恵みに感謝をするのが秋の祭りです。その山の神を案内する子どもが案山子という意味です。棚田の芸術祭を通して農の果たす役割、里の恵みへの感謝、地域コミュニティや都市と農村の新しい関係づくりなどにつながっていきたいと思います。

老若男女が唄い踊るような楽しい里山をつくっていきたいと思います。
11月20日ころまで案山子たちが棚田に並んでいますのでおいでください。

布沢集落・布沢の環境を守る会 代表 菅野正寿